今週のアジアンミュージックのピックアップアーティストは Chemistry。1月26日に発表したばかりのアルバム「Hot Chemistry」からお届けしました。
Chemistryは、川畑要 東京都出身 26歳・堂珍嘉邦 広島県出身 26歳の二人組デュオ。テレビ東京の番組「ASAYAN」の「男子ヴォーカリスト・オーディション」で応募者19100人の中から、約1年にわたる激戦を勝ち抜き、2001年にデビューしました。
もともと2人はソロ志向。オーディション途中で、今までにない二人組デュオをデビューさせよう、と番組企画が変わり、最終的に残った5人の中から、2人づつ組み合わせてみて、一番ベストな組み合わせということで、この2人が選ばれました。実は、この5人の中で、当時一番の実力者と言われながらも この中の二人組の組み合わせでは、、、という理由で一番最初に落選した男の子が、現在EXILEのデュオ・ヴォーカリストとして大活躍している 佐藤くんなんですよね。知ってかな?これは有名なお話ですよね(^。^)。実力ある人はちがうね。
Chemistryという名前は、「声質の違う二人の声が、重なり合うことでさらに『化学反応』をおこし無限の可能性がうまれる」ということからつけられたとか。最初この名前を聞いた川畑くんは、「ケ、ケムシ?」と思ったそうですが、英語の記述を見て納得。この時から川畑くんやってくれますね(笑)。オーディション時代から関わっていた音楽プロデューサー、松尾潔(まつおきよし)氏が、「2人の声を計算し尽くして作った」と語るデビュー曲、「PIECES OF A DREAM」は大ヒット。その後の活躍は皆さんご存知の通り。
2003年に、それまで全面的にサウンドプロデュースしていた松尾氏が離れることになり、スタッフも一新。以来、本人たちも自分達で曲作りから関わるようになったり、と、歌声にもより人間味が加わっていき、新しい展開が生まれているようで、これからは自分達のペースで進んでいくであろう彼らが楽しみです。
そして今回26日に発売された4枚目のアルバムが、「Hot Chemistry」。Chemistryからの「少し普段着な僕らから冬の贈り物です」という、Winter Premium Album。新作あり、カバー曲あり、ライブ版あり、とケミお得意のバラードを中心に、「こんな寒い季節に暖かい気持ちになって欲しい」という彼らの願いどおり、寒い季節に部屋で暖かい飲み物でも飲みながら聴くのにピッタリな感じのアルバムに仕上がっております。このアルバムは絶対に買いですよ!!好きな人へのプレゼントにいいかも(^。^)。うん、これもらったらうれしいなぁ。
1曲目にかけた「ココロノドア」は、2月5日公開の洋画「きみに読む物語」のイメージソング、映画館では、映画本編終了後に、「ココロノドア」劇場限定特典映像が上映されるそうです。これは是非チェックしたいものです。映画自体も感動物で前評判が良い作品ですなので必ず見に行きたいと思ってます。
最後にお届けした曲「チャイム」は、曲を聴いた堂珍くんが、歌詞を自分で書きたい、と言い出して、スタジオの中で川畑くんの助言を受けつつ10時間程で作詞してできた歌だとか。堂珍くんらしいとってもあったかいナンバーに仕上がっていて、早く春が来ないかなぁーて思える 素敵な曲。小原お気に入りの1曲です。
寒い冬、あたたかいお風呂に入るのもいいですが、このアルバムを聴いて あったまるのもいいんではないでしょうか(^o^)丿。
オンエアーナンバー/アルバム『Hot Chemistry』より
① ココロノドア
② Why
③ チャイム
小原かずよ
「かずよのアジアンミュージック」放送時間
〜月曜・水曜PM6:45、火曜12:45、木曜PM7:45、金曜PM1:45、土曜12:45、日曜PM2:45
音楽