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12月は一年の締めくくりとして、皆様から「この映画を取り上げて!」という
リクエストにお応えしていこうと思います。
第一回は、現在公開中、スティーブン・セガール主演の「イントゥ・ザ・サン」です。
で、GIGでセガールといえばこの方!三宅良氏を迎えて番組史上初の三人でトーク。
実は以前から三宅氏に「セガール作品を取り上げて!」という声があったのです。
しかし、玲花姐さんと僕が三宅氏を差し置いてセガールについて喋るには、おこがましすぎる、と避けてきたのです。
そんなところにセガール最新作公開のニュースが!というわけで三人で映画を観てきましたよ!
その内容は、不法入国者撲滅を訴える都知事候補が暗殺され、犯人グループの追求に
派遣されたのが、FBIの凄腕捜査官トラビス(S・セガール)。
相棒の新米捜査官と婚約者が犠牲となった捜査の末、外国人密売組織と新進ヤクザ黒田(大沢たかお)が浮かび上がり、ついに対決!!という、アクション娯楽作品です。
これを見た三人の感想は「何考えてんだ、セガール!」(三宅)
「人殺しすぎ」(水上)
「セガールのセガールによるセガールのための映画」(堀家)です。
いや、もう冒頭からすごいんです。ミャンマーの山奥の麻薬組織撲滅に
乗り込んでいた、トラビスをはじめとするFBIの特殊部隊は彼の余計な正義感
のために作戦は乱れ、仲間も傷ついてしまいます。
日本に場面が変わっても、トラビスにしつこく因縁をふっかけてきたチンピラヤクザ
を「おいおい、やりすぎやで!」というくらいの半殺しにしてしまいます。
あと、彼は英語と日本語をコロコロ使い分けるので訳わかりません。
いろいろ書きましたが、作品全体はかなり「キルビル」を意識しています。
(障子を背景にした日本刀での決闘シーンなど)
あと日本からの出演者は寺尾聡、伊武雅刀、豊原功補、栗山千明(セリフなし)と
豪華ですよ!!あっそうそう、テレビに藤谷文子が映ってました(笑)。
エンドロールではセガール自作自演の曲が流れて終了。
さあ、こんなやりたい放題でツッコミどころ満点のセガール映画ですが、
三宅氏曰く「ツッコミどころ満点なんてのは小さい見方。そんなの彼にとっては
想定の範囲内。もっと大きな見方をしないと。」
う〜んスティーブン・セガール、お釈迦様のような人だ!
担当 水上玲花&堀家博之
「シネマカセ」放送時間
〜月曜PM11:30、火曜PM7:00、水曜PM6:30、木曜PM6:00、金曜PM8:30、土曜PM8:00、日曜PM9:00