ロック史に名を残すビッグアーティストの名曲とちょっとマニアックな曲を紹介する「ヒットtheビート」。
今週は、Wingsの「At The Speed Of Sound」を特集しました。
「Band On The Run」「Venus And Mars」という名実共に最高傑作と呼べるアルバムを続けてリリースしたウィングス(つまりポール)は、いよいよワールド・ツアーをスタート。
これは1975年9月から1976年10月までの2年間で12ヶ国、計64回の大規模なショウで、アルバムのヒットに恥じない大成功を収めます。
さすがに2年に渡るツアーのため、新曲を加えたい欲望にかられたポールは、合間を縫って新作のレコーディングをスタート。
それが今回紹介する「Wings At The Speed Of Sound」です。
このアルバムからシングルカットされた「Silly Love Songs」は、ビルボードの年間1位に輝く大ヒットを記録。とにかくこの曲のベースラインは素晴らしく、このトリッキーなラインをライブで弾きながら歌うポールは、まさに天才の面目躍如。
そしてもちろんこのアルバムも大ヒット。
ツアーの真っ最中ということもあり、バンドのまとまりをPRするため、なんと全11曲中ポールのリード・ボーカルが6曲、他のメンバーが5曲というビートルズよりも公平なボーカルの割り振りがとられました。
♪Silly Love Songs
♪Cook of the House
♪Must Do Something About
♪Warm and Beautiful
次週は、Wingsのライブアルバム「Wings Over America」を特集します。お楽しみに♪
「ヒットtheビート」放送時間(ネットラジオもリアルタイムです)
〜月曜PM2:00、火曜PM2:15、水曜PM2:30、木曜PM2:45、金曜お昼12:15、土曜お昼12:30、日曜PM2:00
毎週土曜夜9時からの
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