ロック史に名を残すビッグアーティストの名曲とちょっとマニアックな曲を紹介する「ヒットtheビート」。
今週は、Paul McCartneyの「Press To Play」を特集しました。
ソロとして何度目かのピークを迎えたポールでしたが、80年代に入り若手が台頭してくると、その大物っぽい余裕が逆に批判の対象となり始めました。ビートルズナンバーの再演なども、あまり好意的には受け止められなかったわけです。
そこで、さすがに危機感を持ったポールは、元10ccのエリック・スチュアートをソングライティングのパートナーに迎え、積極的に最先端のサウンドを取り入れることにしました。
時代は1986年、打ち込み中心でエコーの効いた独特のサウンドが幅を利かせていた時代です。実際、このアルバムにも、ポールらしくない人工的な手触りのナンバーが多く収められていますが、結果的にはいっそうのファン離れを招くことになりました。
そんな中で今回採り上げたのは、純粋に映画音楽として制作されたユーモラスなナンバー「Spys Like Us」と、ピート・タウンゼントとフィル・コリンズが参加したトリオ編成のハードなロックナンバー「Angry」、そして、fm GIGの「GIGの小部屋」のテーマ曲でもあるアコースティックな「Footprints」の3曲。
なんだかんだ言っても、本当に曲想の幅が広いですよね。
♪Spys Like Us
♪Angry
♪Footprints
次週は、George Harrisonの「Cloud Nine」を特集します。お楽しみに♪
「ヒットtheビート」放送時間(ネットラジオもリアルタイムです)
〜月曜PM1:00、火曜PM1:30、水曜PM2:00、木曜PM2:30、金曜深夜1:30、土曜深夜2:00、日曜PM1:00
毎週土曜夜9時からの
生放送もお聴きくださいまし♪