ロック史に名を残すビッグアーティストの名曲とちょっとマニアックな曲を紹介する「ヒットtheビート」。
今週は、Paul McCartneyの「Off The Ground」を特集しました。
「Flowers In The Dirt」のライブツアーで再びライブへの情熱が再燃したポールは、次のツアーへ向けて、同じメンバーでの新作をレコーディングします。
それが今回紹介する「Off The Ground」。
ライブを意識しているだけあって、バンド感あふれる曲が揃いました。
またバンドの‘即時性’に刺激されたか、このアルバムではこれまでになく‘メッセージ性’の強ナンバーが収められています。
「Looking For Changes」がそれで、かなりはっきりと「動物実験」に反対しているメッセージソング。軽快なロックンロールに仕上げられていて、それほどアクは感じないですが。
またこのアルバムには、前作「Flowers〜」に収められなかったコステロとの共作ナンバーが2曲収録されています。やはり3拍子なのが面白いですね。
そして1991年に無事リリースされた後、予定通りこのアルバムを中心にしたツアーが始まり、その模様は「Paul Is Live」という洒落っ気あふれるライブアルバムとしてリリースされました。ぜひCD店で見てみてください。
♪Off The Ground
♪Looking For Changes
♪Biker Like An Icon
♪The Lovers That Never Were
次週は、The Beatles「Live At The BBC」を特集します。お楽しみに♪
「ヒットtheビート」放送時間(ネットラジオもリアルタイムです)
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