今週もまたまたアルバム特集で、今日は今年3月7日に発売されたマドンナの「THECONFESSIONS TOUR」からお届けしたいと思います。
【「SORRY」】
それではさっそく今週の1曲目、「SORRY」。“クイーン・オブ・ポップ“・マドンナ!!!ダンスフロアへ再び降臨です!!!「ハング・アップ」に続くこの曲は、これまたヒットしない訳ないな~!!!と言った感じです!!!哀愁溢れるエレクトロ・ハウス・サウンドを、全面フィーチャーした、世界を揺るがす超ダンス・ポップ・チューン。マドンナの魅力が最大限に出ていると思います。
【「Get Together」】
続いてお聴き頂いたのが「Get Together」。ここで少しマドンナの紹介をしたいと思います。1958年8月16日、ミシガン州デトロイト郊外のベイ・シティ生まれ。1969年からダンスのレッスンを受け始め、1975年には奨学金を得て、ミシガン州立大学の舞踏課程に入学するも、1年で中退。スターの座を夢見て、わずか35ドルを手に、単身ニューヨークへ渡り、時給1ドル50セントのウェイトレスをしながら、ダンスレッスンを続けます。1979年から本格的に音楽活動を始め、1982年、デモテープをきっかけに、サイアー・レコードとの契約に成功。契約のきっかけを作ったキーマンでもある、マーク・ケイミンのプロデュースによる、「エヴリバディ」でデビューを飾りました。以来、20年間に渡りミュージック・シーンの頂点を極め続けるマドンナ。彼女のキャリアを振り返ってみると、これまでに発売された作品の数々において、常に、ある種のコンセプトの元、作品をクリエイトしてきているんですね~。デビュー作は当時のクラブ、ディスコ・シーンを反映した、非常に良質なポップ・アルバムなんですが、セカンド・アルバム以降は、圧倒的な完成度が有無を言わせぬ迫力を呼んでいます。さらに、3作目『トゥルー・ブルー』では、前作で彼女に向けられた、単なるアイドルという偏見を、アルバムの完成度の高さで示し、アーティストとしての実力の高さを知らしめた作品となりました。4作目『ライク・ア・プレイヤー』では、初めて自らのパーソナルな内面や生い立ち、宗教観、そして家族愛の奥底まで触れ、”人間・マドンナをさらけ出し、続く『アイム・ブレスレス』は、自ら主演した映画「ディック・トレイシー」からインスパイアされたコンセプト・アルバムで、”ブレスレス”というタイトルは、映画での彼女の役名だったそうです。そしてこの作品では、今までの作品以上に、「幸福感」や「希望」といった、ポジティブな言葉がテーマにされています。
【「HUNG UP」】
そして今週の3曲目、「HUNG UP」。あのABBAの名曲、「ギミー・ギミー・ギミー」のサンプリングを使用した、世界を揺るがす超ダンス・ポップ・チューンに仕上がっています。