ロック史に名を残すビッグアーティストの名曲とちょっとマニアックな曲を紹介する「ヒットtheビート」。
今週は、先週に引き続き「The Beatles」中期の革命的名盤「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」の中から、ジョン・レノン色の強い3曲を選びました。
世界最初の‘コンセプト・アルバム’として音楽シーンに多大な影響を残したこのアルバムの、そのコンセプトを思いついたのはポール・マッカートニー。
しかしこのアルバムにはもうひとつ、世界最初の‘サイケデリック・アルバム’という側面もあって、そのイメージを決定づけたのはジョン・レノンのナンバーです。
ロックバンドという枠を離れ、あらゆるジャンルのサウンドを取り入れようとしたのがポールとすれば、ジョンは、ロックそのものの概念を再構築しようとします。そこには、当時蔓延しだしたドラッグの影響は大きいのですが、それにしてもこの頃のジョンのソングライティングは革命的で、そのひとつの金字塔が「Lucy In The Sky With Diamonds」。奇蹟のようなポップ&ロックナンバーです。
そしてもうひとつ。乱暴な言い方をすれば、このアルバムはラストナンバー「A Day In The Life」によって歴史に名を刻んだといっても過言ではありません。こんなことができるのか、許されるのか。初めてこの曲を聴いた時の衝撃は今も忘れないですねぇ。
詳しくは
僕の日記をご覧下さいませ。
人気だけでなく、アーティストとして頂点を極めてしまった4人のビートルは、この後どこへ向かうのか。緩やかに歯車は狂い始めますが、それはまたあらためて。
次週は、お待たせしました、もう一人のビートル、ジョージ・ハリスンの初期のナンバーを特集します。お楽しみに。
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Lucy In The Sky With Diamonds
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Being For The Benefit Of Mr. Kite!
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A Day In The Life
「ヒットtheビート」放送時間(ネットラジオもリアルタイムです)
〜月曜PM1:45,深夜2:45、火曜PM2:45、水曜PM1:45、木曜PM7:15、金曜昼12:45、土曜PM2:45、日曜PM1:45,PM10:45
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