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リスナーさんからのリクエストです。
やっと「ラジオ」らしくなってきました。うひょー!
これでこそ「シネマカセ」です。
もう「日本語を急にしゃべり出す外人の映画」や「ややこしいゲームに巻き込まれるファンタジー系」は嫌です。
今週は名悪役ジョントラボルタ主演の「フェノミナン」です。
ところが、トラボルタは今回悪役ではありません。
ものすごい「いい人」です。
リクエストして下さった方はこの映画を観てからどんなに悪ぶっても「実はいい奴なんじゃないか」と思うらしいのですが、私はまるっきり逆です。
「最後の最後に悪い顔を見せるんじゃないか?」
トラボルタが信用出来ない体なのです。
奴は必ず裏切ってくれる顔をしてるのです。
笑顔が怪しいのです。
今回は違いました。
この映画は私好みの「ラブストーリー」でもありアニキ好みの「人間ドラマ」でもあったのです。
こんないい映画、何故今まで観てなかったんだろう。
正解はトラボルタが主演だからですね。
やっぱり好き嫌い言わずに映画は観るモノです。
主人公は急に頭が良くなり、街の人に気味悪がられます。
人間ってそんなもんですね。
明日から私が難しい漢字をスラスラ読めたら、ビッツさんに心配される事でしょう。
そしてそんな時、最初は避けられていた好きな人と仲良くなれます。
この絶好のタイミングで近づく女は絶対O型です。
タイミングの良さだけで「東京ラブストーリー」のさとみを思い出しました。
女 「一生懸命好きにならないようにしていたの」
男 「…で、どうだった?」
女 「全然だめだった」
いいですねぇ。
こういう男の強引さに負けてしまう恋愛って。
うらやましいです。
さて、主人公は亡くなってしまうのですが、最後は街の人も分かってくれて、もういない彼の誕生日を祝うのです。
感動のラストシーンでトラボルタの写真が出るのですが、やっぱり「嘘くさい笑顔」でした。
担当 水上玲花&堀家博之
「シネマカセ」放送時間
〜月曜PM11:30、火曜PM7:00、水曜PM6:30、木曜PM6:00、金曜PM8:30、土曜PM8:00、日曜PM9:00