この番組では「あまり他の音楽メディアでは取り上げられないけどカッコイイ!!」
そんなアーティストを紹介しています。
今回も70年代初めに盛り上がったグラムロック・ブームを支えたバンド、
“Mott The Hoople(モット・ザ・フープル)”特集です。
5回にわたっておおくりしてきましたが、いよいよ最終回!
ラストはオリジナル・アルバムに収録されなかったシングルと、
当時、オクラ入りしていた曲にスポットを当てました♪
アルバム『The Hoople(邦題:ロックンロール黄金時代)』発表後行われた
ブロードウェイ公演が結局、バンドのクライマックスだったのです。
この直後、イアン・ハンター(Vo.&Gu.)は、かつてデヴィッド・ボウイの
片腕とも言われた、ギターのミック・ロンソンと出会い、すっかり意気投合!
その後、イアンは一方的な意向でアリエル・ベンダー(Gu.)をクビにして、
代わりにミックが加入します。
こういったことから、次第にイアンと他のメンバーとの間にヒビが入りはじめ、
そのヒビはバンド崩壊に至ってしまうのでした…。
ラスト・シングル「Saturday Gigs」は悲しいメロディにのって、
“'69年は楽しかった…。'70年、僕らの気持ちが一つになった…。
'73年は大騒ぎ…。'74年はブロードウェイ…。あの土曜日のステージを
憶えているかい?憶えているとも!”と歌われていて、まさにバンドの終焉に
相応しい、涙を誘う一曲です。
※来月、彼らのアルバムとイアン・ハンターのソロ・アルバムが
紙ジャケット仕様、最新リマスター+ボーナストラック付きで再発されますので、
もし、今回の特集で、彼らに興味を持った方は要チェックです♪
〈オンエア・ソングリスト〉
M-1 Lounge Lizard
M-2 Foxy Foxy
M-3 Saturday Gigs