ちょい隠れロックアーティストを紹介しているこの番組。
ここ数ヶ月、パブ・ロックバンド特集でおとどけしています。
今回はThe Count Bishops(ザ・カウント・ビショップス)というバンドを
ピックアップします♪
1975年にEPでデビューした彼らは、ストーンズやヤードバーズ、
キンクスなど60年代ビートバンドのカヴァー(コピー?)をレパートリーの
中心に英国中のパブで活躍していました。
サウンドはこの番組で以前取り上げた、Dr.フィールグッドに近いものがありますが、
フィールグッズは黒人R&Bなどを自分たちのフィルターに通して表現していた
のに対して、ビショップスは黒人音楽を愛したストーンズ等の形を表現する
完全な「第3世代バンド」なのです。
今回番組で紹介したのは'77年発表された彼らの1stアルバム
『The Count Bishops』です。
この作品、彼らお得意の60年代ビートバンドのカヴァーとオリジナル曲が
半々の割合で収録されています。
さて、気になるオリジナルの完成度はなかなかイカしたR&Rナンバーが
連なっていますよ♪
カヴァー曲もいい感じでがさつで、ガレージバンドっぽいサウンドが好きな人
にも気に入ってもらえると思います。
あと、驚きのトピックスとしては、彼らのレコードを世に出すために、
わざわざインディながら、“チズウィック”というレコードレーベルまで
誕生したんですから、いかに期待されていたかがわかりますよね!
'77年当時、英国はパンクムーブメント真っ盛り!メジャーレーベルには出来ない、
自分たちのカラーを打ち出したバンドを輩出させるレコードレーベルが
英国のあちこちで誕生していました。
そんな中、チズウィックは後に“スティッフ”と並び、英国を代表する
インディ・レーベルにまで成長します。
話がそれてしまいましたが、こうして鳴り物入りで売り出された彼ら。
ところが、パンク一色という時代性と、ルックスがイケてないことが
影響したのかはわかりませんが、注目度はそれほどでもなかったようです。
この後、バンドは“ザ・ビショップス”と改名してセカンドアルバムを発表します。
というわけで、次回は彼らの2ndアルバムを紹介します♪
〈オンエア・ソングリスト〉
M-1 I Need You
M-2 You're In My Way
M-3 Talk To You
M-4 Taste And Try